卓球大好き、キャンプ大好き、ダイソー、Can☆Do、セリアの100均商品大好き、そして食べることが大好きなマルコウままです。

会社を早期退職して6年、毎年お節づくりをしてきました。

フルタイムで働いていたころも作ってはいたのですが、30日まで働くことも多く、掃除やなんやかんやでお重の1段くらいしか作れませんでした。

 

とはいえ、専業主婦となっても1人でおせちを20品目以上作るとなると最低2日は必要です。

お節だけにかまっておれないですからね。

年末の3日間は時間がいくらあっても足りません。買い出しの追加に出かけなくてはならないし、なによりも、家族が休みなので昼食も作らないといけません。

大晦日の日は夕飯のあと年越しそばも作りますしね。

 

更に、限られた調理器具を何回も洗う時間もいります。

掃除も気になります。

ホント猫の手を借りたいほどの忙しさです。

皆さんもそんな経験されていませんか?

そう、作る段取りをおさえることで、お節に費やす時間を減らせるのです。

段取りさえ押さえていればあなたもさささっとおせち料理を仕上げていけますよ。

普通右

と、いう事で今回はおせちを作る段取りにフォーカスしてみなさんにお伝えしたいと思います。

【かこ流】おせちの段取り方、お節を作ってみようかなぁと考えている皆さんのお役に立てればうれしいです。

料理の作り方については今回はほとんど割愛します、クックパッドや楽天レシピ、クラシルなどで掲載されているのでそちらを参考にしてくださいね。

それでは、これだけは押さえておいてほしいというポイントと、段取りについて解説していきますよー。

最後までお付き合くださいね。

目次

ばくっとお節のスケジュールを立てよう

おせちのスケジュールは大晦日2日前から立てるのがお勧めです。日にちでいうと29日スタートになります。

これは買い物も含めてです。

主に作るのは30日、31日ですが、29日はスタートするための諸々の準備をする日になります。

買い出しについては29日に肉類・根菜・野菜類を調達、30日に魚介類・はんぺんを調達しに行きます。卵など常備しているものは除いていますが、常備しているものを含めて足りないと思ったら29日に調達するようにしています。

因みに数の子、かまぼこ、ぼうたら、昆布巻き、黒豆、瓶詰栗、作らずにそのままお節に入れる購入品(数の子除く)については、1週間くらい前に揃えるように調達しておきます。

次にだいたいどの日にどれを作るかを決めます。

同じような調理ができるメニューと、漬け込む時間や下処理に時間をかけるものを早めにつくるようにします。

ばくっとですが、だいたいこんな感じに分けます。

図1大晦日前日30日

図2大晦日当日31日

では、次にもう少し細かくお伝えしていきましょう。

29日の段取り

まず大晦日2日前(29日)にすることは

  • 出汁をとる!
  • 干し椎茸を水で戻す
  • 数の子の塩抜き
  • 黒豆(今年は買いました)を洗い水に漬ける
  • 買ってきた豚肉、鶏肉を麹につけて醸す

 

※ 醸すというのは、肉類を自家製塩麴をまんべんなくまぶしてサランラップでピタっと包み一晩冷蔵庫で寝かすことをいいます。

出汁をとる

大鍋二つほどの出汁をまとめて作ります。
朝食が片付いたら昆布を8時間から10時間漬けます。

その後昆布出汁を沸騰させカツオを加えて出汁の完成。夕方頃に出来上がります。

私はだいたい5リットルほど出汁を作ります。

 

いろんなレシピがありますけど私はカツオも昆布も推奨されている量より少し多めに使います。

塩分を控えめにしたいのと、濃い目に作っといて出汁が濃すぎるなと思ったらメニューによってはお湯を足し薄めます。邪道ですが出汁の取り直しをする時間が惜しいのでいつもこんな感じです(笑)

嬉しい左

私はシェフじゃなくてシュフですからね、邪道やりますやります

 

因みに余ったらお雑煮の出汁として使っちゃいます。

出汁
  • 水5リットル(鍋2個)
  • 昆布 75g
  • 削りガツオ 150g

干し椎茸を戻す

朝、干しシイタケを水に漬けて冷蔵庫へ!だいたい6~12時間で戻します。

干し椎茸の戻し方は電子レンジで戻す方法もありますが、冷蔵庫で私の場合は12時間みっちりつけて戻します。

お煮しめの味はこの椎茸の戻し汁でかなり変わると実感しています。

電子レンジで早くに戻すやり方だと味に深みがありません。

なので日頃から干し椎茸を戻すときは12時間冷蔵庫で!を守っています。

数の子塩抜きと出汁につける

数の子は物によって8時間から12時間、6時間から8時間と塩抜きする時間が異なるのでそこは購入した数の子の表記を見て進めていきます。

2時間おきに塩水を変える。

嬉しい右

塩ぬ抜き加減は表記されている時間の2時間前くらいに1度味見をする!がお勧めです。

ここで塩辛かったら塩抜き続行。

辛みがあったら更に塩抜きをして、1時間後に味を確認。まだ塩辛かったらまた1時間塩抜きをする。最大は表記されている時間を超えることがあります。

塩を抜きすぎたら塩水につけ直す方法はありますが、今までの経験上それだと美味しい数の子ができたことがないので中間チェックは重要です。

塩抜きができて、出汁が出来上がった時点で先に作っておいた漬け汁に数の子を漬けて大晦日2日前には完成させてしまいます。

濃い目の出汁を作っていますがここで少し味に物足りなさを感じたら鰹節を振り入れて保存します。

数の子段取り
  • 記載されているとおりの塩水を作り数の子をつける
  • 2時間おきに水を変える
  • 終了予定2時間前に味見
  • 1時間後味見
  • 塩加減OKなら薄皮を剝く
  • 出汁につける

黒豆については今年は購入だったので割愛しますが、時間の段取りからすると29日に水に漬けるより、前日28日に水に漬け始めて24時間たった29日に3~4時間かけて煮る方が段取り的にはいい気ががします。

次のお節ではこれでやってみようと思っています。

そして、肉類は29日に買うので買ってきたらすぐに麹で醸します。

ひとつひとつ麹にまぶしてラップで包んで冷蔵庫に。

さて、大晦日2日前は買い出しに時間をとられるのでおせちの準備はこれくらいの作業がちょうどよい感じです。

次は30日の段取りにまいりましょう。

大晦日前日・30日の段取り

大晦日前日は味を浸み込ませておきたい具材を中心に仕込みます。

仕込みメニュー

  • お煮しめ
  • 酢レンコン
  • 豚の角煮
  • 金柑甘露煮
  • サツマイモとリンゴのきんとん
  • ゆず大根
  • 紅白なます
  • 田づくり
  • たたきごぼう
  • 花ゆりねきんとん
  • ふきの青蕗煮
  • 高野豆腐

 

朝一番に仕込みたいのは豚肉の角煮、前もってお米を研いだ研ぎ汁と青ネギの痛んだ部分を豚肉ブロックがひたひたにかかるまで鍋に入れて1時間程弱火で煮て、お肉を柔らかくしてから味付けをします。

豚肉を湯でている間にイモ類(きんとんの芋、お煮しめの里いも)を蒸して、野菜をメニューに合わせて切ります。
因みに、サツマイモ、里いもは私は茹でません。蒸します!蒸すことでうま味が凝縮されるんですヨ。

まとめて切る野菜

  • にんじん⇒飾り切り(お煮しめ)
  • 細切り(紅白なます)
  • ごぼう⇒お煮しめ用、たたきごぼう用とまとめて茹でるので、軽く皮をこそげ、鍋に入るくらいの長さに切る、お煮しめ用は茹で上がってから小さく切る

ごぼうの茹で汁は皮膚の荒れに塗るのに使えるのでジップロックに保存冷凍しておくのがおすすめです

  • 大根⇒短冊型 (ゆず大根)  千切り (紅白なます)

塩をかけしばらく放置水をださせる。

  • ゆず⇒皮を小さく千切り(ゆず大根)・(紅白なます)

ゆずはお雑煮使う分を若干とりわけ冷凍しておくのがおすすめ

  • レンコン⇒薄切り(酢レンコン) 厚切り(お煮しめ)

 

他、大晦日で使う、くわいは皮を剝き、銀杏は殻をとっておく。

切っている間に茹でれるものは茹でる。

1つの鍋で癖のないものからゆでる

鍋を洗うのが面倒なのでできるだけ一つの鍋で材料を茹でていきます。

灰汁が少ない場合はそのままお湯を使っても良いですが、私は使った湯は捨てて、少量のお湯を鍋に入れて茹でます。

野菜によっては茹でる時間が近ければ一緒に茹でていいと思います。

たとえばお煮しめの絹さや、鶏の野菜巻きに使ういんげんや大根、人参等は量も少ないので一緒に茹でちゃいますよ。

お勧めチェックポイント

やかん一杯もしくは電気ポットのお湯を常に沸かしておく。お湯が沸く時間短縮です。やかんで沸かす時コンロが足りないことがあるのでカセットコンロを使います。

茹でる順番

ゆりね野菜の鶏肉巻きの人参・さやえんどう、お煮しめの絹さやレンコン薄切り(切ったらすぐに酢水に漬ける)ふきたたきごぼう、お煮しめ、鶏肉巻きのごぼうをまとめて筍水煮こんにゃく

にやり左

だんだんと灰汁が強いものを最後に持ってくるようにしています。

ここまで準備したら、今日の分を調理していきます。それぞれ炊いたり、作った調味液につけたりてお煮しめ以外はタッパーに入れて保存。

大晦日調理に向けての前準備

  • 内臓処理した連小鯛を醸す。
  • 烏賊を処理し松笠の形で切って酒につけて保存。
  • 赤飯が大晦日朝に炊きあがっているようにセットしておく。

 

ここまでが大晦日前日までのやることです。

大晦日前日は年内最後の買い物をする日、昼頃に夜に醸す肉類や魚介類を買い出しに出かけます。

それではいよいよ大晦日に残りのメニューを一気につくってしまいますよー。

大晦日31日の調理

大晦日は一切買い物には出ません!ひたすら朝から作るのみです。夕食に取り掛かる頃には仕上げて食後にお重詰めするのが理想ですね。テレビを見ながら・・・

 

最初に時間がかかるけど手間のかからない鶏ハムから大晦日はスタート

・鶏ハム ⇒沸騰したお湯に3分ほど入れ、そのあと3時間程保温

これ、今回初めて作ったのですが、家族に無茶苦茶喜ばれました。なのでレシピ参考に載せておくのでよかったらやってみてくださいね。

参考⇒https://mariegohan.com/427

因みに私は5分ほどの時間をとりました。

・この後、赤飯が炊きあがっているので連小鯛に詰めて蒸し器で蒸しておきます。

以前は魚の下処理を自分でやっていたのですが、今回はした処理済の鯛を購入したので楽ちんでした。

掛ける餡については他の料理をやりながら、空いた時間を見て作ります。私は直径13センチほどの小さなフライパンで餡を作ります。洗うのが楽なので♪

次にオーブンメニュー

  1. 伊達巻
  2. 鶏の松風焼
  3. えび塩焼き

 

この順番だと匂いが後に響かないのでこの順番でやります。

また伊達巻は焼いてからしばらく巻いたままで形をつくるので1番目に作るのがベター。

伊達巻をオーブンで焼いている間に鶏の松風焼の種を作っていきます。

伊達巻が焼きあがったらオーブンの余熱を設定してすぐ焼きに入ります。

種が準備万端になっていたらオーブンが冷えてないから余熱無しでも焼けますね。

 

えびについては松風焼が焼けた後に塩をして、(私はスパイス塩をかけるのですが、)オーブンで最終焼きます。えびの匂いは結構きついので最後がいいですね。

因みに、私はが魚焼きグリルで焼きました。早くに焼けるので

松風焼をオーブンで焼いている間にフライパンふたつでメニューをこなします。

1個は焼き、1個は上げ物に使います。

焼きは味が濃く、焦げそうなものを後にします。

  1. いかの松笠焼
  2. 貝柱のバター醤油
  3. ローストポーク

 

烏賊と貝柱は醤油ベースなので、いかから焼いて、バターを使って味が濃くなる貝柱をそのままフライパンを洗わずに使います。

軽く焼いた焦げ等をふき取ってローストポークを作ります。

⇒これむっちゃ美味しくできました。写真をご覧あれ

このつくり方もたくさんレシピはあるようですが、これが一番お勧めと思い実際につくっておいしかったのでレシピを掲載しておきますね。

https://cookpad.com/recipe/6261709

煮汁を飛ばすときに塩麴が焦げたりするので、焼き終わったら、焦げた部分は一旦お湯をたして熱をいれ軽く洗い流し、水を飛ばしたら次の鶏肉の野菜巻きを焼きます。

ローストポーク、最初お肉を茹でる時間を使って、もう一つのフライパンに油をいれ180度に温度設定し、揚げ物三品を作ります。

  1. 揚げくわい
  2. あげ銀杏
  3. 海老芋胡麻和え

 

この順番がおすすめ、くわいと銀杏は塩をかけるだけですが、海老芋は胡麻醤油を絡ませるので最後にします。フライパンをあらわずに数品作る!!が楽ちんお節メニューの極意です

これであとはお重に詰めるだけです。

購入した食材

  • かまぼこ
  • 昆布巻き
  • 棒鱈の甘辛煮
  • 高野豆腐(出汁で戻しておく)
  • 黒豆は貰い物でした。

 

まとめ

さて、【超時短お節!段取りの秘密は調理のカテゴリー分け!!!】いかかでしたでしょうか?おせちの段取りなんとなくコツを掴めたでしょうか?

おせち料理を作るのは大変な労力がかかります。

安全な材料を取りそろえればコストも結構かかります。

困った右

多分冷凍お節の方が見栄えが良く、労力に対してのコストを鑑みると作るより安いです。

が、それだけではないものをお節料理にはあるんです。

それは、伝統を引き継ぐという事。

食の(真の)豊かさは人の心も豊かに比例します。

子供が小さいころから何かおせち料理を作る事に関わらせてあげることは食育にもなってとてもおすすめです。

是非作ったことがない方はまずは1段だけでもつくってみてはどうでしょうか?

和食なので基本出汁と醤油がベースの味付けになっているので、味のところではひとくくり作業をまとめられるし、切ったり、ゆでたり、焼いたりもまとめてしまえば洗い物も楽ちんです。

  • 作業をカテゴリー分け
  • 材料のカテゴリー分け
  • 共通出汁をまとめて作る
  • 時間にかかるものから手を付ける。

 

バクっとだいたいこんな感じでまとめればいいと思います。

まだまだ改善の余地はあると思いますが、年々積み重ねていってより早くおせち料理が出来上がるように次の年のおせち料理もしっかり作っていきたいと思います。

次の年のおせち料理作り一緒にがんばりましょうね。

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