昨年くらいから国内の公式戦の審判をされている方にボランティアで卓球を指導してもらえる機会が増え、いろんな相談にのってもらってます。
練習後に卓球談義をすることがたまにあり、そこで今の最新のラケットのこと、ラバーのこと等々、いろんな話をするんですヨ。😊
今回はこの卓球談義で得た情報を皆さんにお伝えしたいと思います。

では、どんな内容かと言いますと・・・

私が使っている2本のラケットの使用感がちがう・・・という疑問から生じた、ラケットをちょこっと改造するお話なんです。
誰でも簡単に改造できるところがミソなんですよ~。
キーワードは”重さと重心”です。

今使っているラケットで更にしっかりと回転をかけたい!
抜群の打球感のインパクトのある球をうちたい人必見です!
ではでは、どんな話なのか・・・
最後までお読みいただければ幸いです。🏓

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目次

卓球ラケットをちょこっと改造!簡単にしてみました

表題にある”卓球ラケット改造!意外に簡単♪これだけで抜群の打球に変わるヨ!!”とあるようにその簡単な改造とはどんなんなの?についてお話しますと。
ほんとうに簡単なんです。

そ・れ・は!!!写真のアイテムをラケットに装着するだけなんです。

写真は私が使ったテープ型になっているおもりです。1枚1g 3gセットです↓

何が簡単かというと、テープになっているのでシールをはがしてすぐ貼れます。そして、薄いので自分の好きなおもりに切ってグラム調整ができるんです。

 

 

さてさてどこにこれをどこにはるかなんですが、私の場合はフォア側を上にして左のななめくらいのラケット側面に貼りました。
これば、重心をヘッドに側にもっていくことと、若干左に持っていくことでフォアもバックもラケットのヘッドが回りやすくするため
左に若干重心があることで、バックドライブがしやすくなることを考えてのことでした。

写真は貼った場所です。一旦側面に張っていたテープをはがしてからパワーテープを貼っています。↓

 

 

パワーテープを貼った後はサイドテープをまいてパワーテープを見えないようにします。一見貼っていることはわかりません。↓

 

ちょっとしたひと工夫
今回私の場合は1gをいきなり貼って自分が期待する重さと重心に変えました。
が、重心より、自分がラケットを振った時の感触を重視したい場合は、1gを5つぐらいに分割して、ひとつづつ貼ります。
ラケットを振ってみて違和感があるか?を確認、なければまた1枚貼る。一番自分にあった重さを見つけるというやり方もできますよ。

 

二本の同じラケットの違いは”重心”だった!

どうして、おもりを貼ってラケットの改造をしてみようと思ったのか・・・・

それは、新しいラケットと修理をしたラケット、が練習の時の使用感が違うと感じたことが発端でした。

どちらも同じラケット、ラバーも同じ。なのにスイングした時、振っていて何かが違う気がしてなりません。

いつのまにか試合では修理をした最初から使っていたラケットが使いやすいので、新しいラケットを置いて古いラケットばかり使っていました。
なぜなのか?を卓球の指導してもらっている先生に尋ねたところ、二本のラケットを手に取って重心が違うとおっしゃられたんですね。

因みにどうしてそれがわかったかといいますと、人差し指でラケットの中心付近をもってみてラケットが平行になるところをさがします。
重心のところに指があたっているとラケットが傾くことがありません。そこが重心点なんです。

二本のラケットは明らかに重心の位置が違っていました。
新しいラケットのほうが古いラケットより重心が少し持ち手に寄っていたんです。

これだったんですね、ラケットを振って感じていた二本の違いというのが・・・

写真では新しい方のラケットです。ボールペンが指したあたりが重心でした↓

 

 

ラケットの破損からわかったこととは!?

早速ですが見てくださいこの写真↓

 

ラバーがはがれているだけではなく、ラケット本体までえぐれています。

練習の時台すれすれの速い球を勢いよくレシーブしたところ卓球台の角にラケットが当たって無残な状態になりました。
この時はMIZUNOのラバーを貼っていましたね。懐かしい(笑)

木の部分まで破損してしまった為、ラバーが貼れない!こりゃ、もう使えないわ、だめだと思って新しく同じラケットを買うことにしたんです。
すると、お店の店長さんが、この程度の破損なら修理したら使えるよと言って修理してくださったんです。

本当になおるのかな?と半信半疑でした。
ところが、なんとコルクを埋め込んでもとどおりのラケットにもどしてくれたんです!!

しかも、500円で!!
ちょっと写真を撮ってなかったのでお見せできなかったのが残念!。

このコルクで修理したラケット、最初は新しく買った同じラケットとの違いがわからなかったのですが、
試合に出るうちに二つのラケットがかなり違う感じがするようになっていきました。

同じラケット、同じラバーをはっているのにこの二つは何かが違う!!!
修理した古いラケットのほうが使いやすい、というか球のインパクトが違う!!!

いったいなんなんだろう???

修理したラケット、これが、ラケットを振った時のヘッドスピードがあがるというか返りが良くなった感じで、打った球の強さというかインパクトのある球を打ちぬけちゃうんです。インパクトの球を打つのは裏裏ラバーを貼っている物にとってはものすごく重要です。

それってなぜ古いラケットのほうだけインパクトのある打球を打てているのか?よくわからず、謎でした。
謎のまま、なぜか試合の時はいつも古いラケットを好んで使うようにしたんです。

そして、やっと古い修理したラケットのほうが使いやすかった理由がわかりました。

それは重心がおもりをつけなくても中心にきていたことなんですね。

なぜか?

修理した部分にコルクがうめられていたんですが、それが古いラケットの重さと重心に影響し、私にとってのバランスが良く使いやすいラケットになったのでした。

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重さが影響するプレイスタイル

では、ラケットの重さというのは一般的にどれくらいになるのでしょうか?

まず男性と女性である程度意識する重さが分かれてきます。

男性は筋肉が発達していますし、女性は男性のような筋肉は発達していません。
重いラケットをちゃんと振ることができるのはしっかりした筋肉いるんですね。

なぜなら重いがゆえにラリーになると振り遅れてしまうんです。
ほんの数秒の振り遅れがミスを誘発してしまいます。

一般的には打球感を強いものにしたければ重いラケットが有効
(だいたい180g~190gくらい)
切り替えを早くしたいのであれば軽いラケットが有効と言われています。
(だいたい170g~180g、ペンは130g~140g台)

 

とはいえ、男子はみな180gを超えているか?というとそうでもありません。
因みに有名な選手は170g台が多いそうですヨ。

例えば水谷選手とか丹羽選手もそうですね。
二人ともラリー戦すごいですから、切り替え重視、重すぎないようにしているのかもしれないですね。

※ここでいうラケットというのはラケット本体をいうのではなく、ラバーを貼った状態のことを言います。

 

ラケットの重さを意識するのはいつごろ???

ラケットの重さといっても最初のころ全くピンときませんでした。

卓球を始めたばかりの初心者が通常マイラケットを購入する場合、ラケットは最初からラケット本体とラバーを貼り合わせた完成品が多いと思います。

(※ラケットとラバーについてのお話は”卓球ラケットとラバー選び、ここに注目!経験6年目の私が選ぶコツをご紹介”に記載しているのでそちらもご参考にしてください)

ラケット本体やラバーのgなど考えて購入するのは脱初心者くらいになってからの方が多いのではないでしょうか。

なにしろ、初心者の間は球をおっかけて、まずラケットに球をあてることに注力するのでラケットの性能については意識することがありません。

もちろん、重さが自分のプレーに影響を与えていることもわからなかったりします。
って私がそうでした(笑)

意識しだすのは、あちこちで開催されている”試合”に出るようになってからではないでしょうか。

なぜなら、初心者は最初は試合に出てもなかなか勝てません。とにかく負けまくります。

負け続けてようやくなぜ試合に負けたのか😣・・・?なぜ勝てないのか?
と考えだすようになります。

練習方法からプレイスタイルまでいろんなことを考え始めます。
自分はどうしていきたいのか?
ラケットはどういうのを使ったらよいんだろう?
ラバーは?重さはどれくらいが自分にあっているの?
というふうに・・・考える訳です。

プレイスタイルを考えたときにそれに合うラケットやラバーを探し出すとおのずと重さも意識をし始めるわけなんですね。

振り返ってみて何かが違うというのがわかるまで時間がかかりましたが、自分のレベルが少しづつ上がるうちにラケットに対しての意識が高まっていったように思います。

まとめ

さて、”卓球ラケット改造!意外に簡単♪これだけで抜群の打球に変わるヨ!”はいかがでしたでしょうか?
先にも述べたように、卓球も初心者から初級中級になってくると段々道具にこだわりを持つようになってきます。
でも、こだわりだすと道具の値段も上がってしまうんですね。

道具をグレードアップする前に今持っているラケットをチョコット改造してみて使ってみる、それからこだわりのラケットやラバーを購入してみる形がお勧めだと思います。

まずは今持っているラケットの重さや重心を知ってみてください。
自分のプレーと重さ重心との相関関係を考えてみても良いかもしれません。そこから新たな気付きが生まれると思います。

最後までお読みいただいてありがとうございました。

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